
メタル・フリー治療とは、歯科治療時に、金属を一切使用せず、セラミックなどの金属アレルギーのリスクが低い素材で治療を行うことです。
金属を使わない、メタル・フリー治療のメリットは何でしょうか?
ただ単に歯を入れて噛めるようにするだけなら保険適応できる金属のさし歯やつめものを入れればいい話なのですが、
スマホ時代の昨今、SNSや旅行先での写真撮影をした時に
「歯が黒かったら口元を気にして笑うことをためらってしまう」
「銀歯があると写真に写った際に目立ってしまう」
という事を気にされて来院される方も多いです。
また、金属を使ったさし歯やつめものの健康上のデメリットも存在し、それを理由にメタル・フリーをされる方もいらっしゃいます。
金属を使った治療の健康上のデメリット
1.金属アレルギーの発症
金属アレルギーとは、身体の免疫の働きが金属に対して過敏に反応し、アレルギー症状を引き起こす状態のことです。
長年銀歯を使用しているうちに、金属アレルギーを発症し、口内炎や皮膚のかゆみ、湿疹などの症状に悩まされることがあります。
また、不定愁訴(客観的な異常が見られないにもかかわらず、痛み、だるさ、不眠などの主観的な症状の続く状態)が出るケースもあり、その場合、口の中の銀歯によるガルバニー電流が原因と特定するのは困難で、自立神経失調症や更年期障害などと診断されるため、長期間症状に苦しんでしまいます。
2.二次カリエスの発症
歯は経年劣化しやすく、歯との間に隙間ができやすく、この隙間から 虫歯菌が侵入し、再び虫歯(二次カリエス)になるリスクが高まります。
セラミックを使ったメタルフリー治療では、これらの問題を解消し、より自然で美しい歯を取り戻すことができます。
詳細は、当院のセラミック治療のページも参照にしてください。
https://kp-dental.com/ceramic
上記のようにメタル・フリー治療には色々なメリットがありますが、やはり患者さんが一番気にされるのは、「見た目の美しさと費用面」です。
このページでは、色々な理由から金属を使った歯→セラミック(メタル・フリー)にやり替えた治療をピックアップしてご紹介します。
お口のイメージが変わるのがわかると思います。
セラミック治療の概要 | |
治療期間 | 最短2週間~1か月程度(治療する歯の状態や、本数などによる) |
来院回数 | 最短2回~(治療する歯の状態や、本数などによる) |
メリット | 経年劣化で腐食しない 清掃性が高く、プラークや歯石がたまりにくい |
デメリット | かみ合わせの強い方はまれに割れる事がある |
あなたのちらりと見える銀歯、白くしてみませんか?