こんにちは、高円寺PAL歯科医院の新井です。
おやしらずの抜歯をご提案すると、殺人鬼を見るような目で私を見る患者さんがいます。
世間的にも、
「おやしらずの抜歯=痛い・腫れる・この世の地獄」
というイメージが刷り込まれているのかもしれませんが、生えている場所や歯の状態によってさまざまで、必ずしも大きな苦痛を伴うものではありません。
抜歯後に長期間お痛みが出たり、経過観察が必要な難しいおやしらずの抜歯ならまだしも、簡単なおやしらずの抜歯を避けてしまったがために、他の歯に悪影響を与えてしまったもったいない例も多々見てきました。
ここでは、比較的簡単なおやしらずの抜歯の例を中心にご紹介します。
このようなおやしらず、あなたはありませんか?
Case.22
半埋伏歯の抜歯
下のおやしらずの頭が、半分だけ歯肉から出ています。
このような状態の歯を「半埋伏歯」といいます。
半埋伏歯は、汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病の原因になりやすく、抜いた方がいい事が多いです。
このケースも、歯の頭が虫歯になり始めています。
レントゲン写真で確認します。
歯の頭が手前の歯にひっかかっているため、そのままでは抜歯出来ません。
歯の頭を削って根っこを引っ張り出して抜歯する必要があります。
実際に抜歯した歯です。
歯の頭を削っても、全く動いてくれず抜くのに苦心する親知らずもありますが、今回は、スムーズに抜歯する事ができました。
抜歯後のレントゲンの状態です。
抜いた部分がすっぽり穴になっているのがわかります。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.21
きづかぬうちに、おやしらずが深い虫歯
他の歯の治療をご希望されて来院された患者さんですが、検査時に下のおやしらずが大きな虫歯になっているのが見つかりました。
レントゲン写真で確認します。
赤い部分が虫歯、青い部分が神経です。
かなり神経に近いところまで虫歯が進行しており、いつ、痛みだしてもおかしくない状況です。
写真撮影用にほっぺを広げて撮影していますが、患者さんの目線ではおそらくは虫歯の部分は全く見えていなかったでしょう。
症状もなかったので、全くきづいていませんでした。
歯ブラシもうまく届かない場所ですので、早めに抜歯をします。
抜歯後の状態です。
改めて大きな虫歯になっているのがわかりますね。
トラブルになる前に、抜歯が終えられてよかったです。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.20
倒れたおやしらずが深い虫歯
下の歯のおやしらずが虫歯になっているケースです。
手前の歯が抜歯されているせいか、かなり横向きに生えており、虫歯の治療をして残してもほとんどメリットはありませんので、抜歯することになりました。
レントゲン写真で状態を確認します。
虫歯は神経に達してしまいそうな深さですので、痛みが出る前に抜いた方が良いですね。
抜歯後の写真です。
歯の根っこの間に骨が巻き込んでいて、思わぬ苦戦を強いられる抜歯になりましたが、なんとか抜く事ができました。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.19
手前の歯にひっかかっている上のおやしらず
上のおやしらずが手前の歯にひっかかって生えている方です。
このようなおやしらずは、手前の歯の虫歯や歯周病の原因になりますので、抜歯をした方が良いです。
残しておいても、メリットはありません。
レントゲン写真で確認します。
前の歯に寄りかかるように生えていますね。
前の歯に引っかかる部分を削って、抜歯しました。
10分程度で抜歯は終了しました。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.18
虫歯が神経まで達した、おやしらずの抜歯
「歯が痛い!」と、来院された患者さんです。
お口の中を検査すると、おやしらず周辺が痛い事がわかりました。
レントゲン写真で確認すると、見た目よりも中で大きな、歯の神経に達するほどの虫歯になっている事がわかります。
抜歯が必要になりますが、痛みがある際は炎症が拡大する可能性があるため処置できませんので、お薬で症状をしずめて、後日抜歯となりました。
後日、抜歯後の写真です。
虫歯で歯の中がボロボロになっていましたので、歯にうまく力をかけられず、抜歯もやや難航し、患者さんもぐったりでした。
おそらくこの状態になるまで、症状があったりなかったりを繰り返していたと思います。
その時点でクリニックに来院されていれば、もっと楽な抜歯であったでしょう。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.17
歯の頭がボロボロになってしまった、おやしらずの抜歯
こちらも、虫歯になってしまったおやしらずのケースです。
別の歯の症状が来院理由で、この歯については自覚症状なく全く気にされてなかったですが、明らかにひどい虫歯になっています。
レントゲン写真で確認します。
青い線が神経、赤い線が虫歯の部分で、虫歯が神経に達してしまっていますので、いつ痛み出してもおかしくない状況です。
患者さんに状況を説明して、早めの抜歯をおすすめしました。
歯の頭が虫歯でボロボロなのと、レントゲン初見から、抜歯に苦労する事が予想されましたが、案の定、苦労しました(泣)が、ゆっくり時間をかけてなんとか綺麗に抜歯ができました。
痛みが出る前に抜歯できたのは良かったかなと思います。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.16
抜歯してみたら、意外と深い虫歯だったケース
今回も、虫歯になってしまったおやしらずのケースです。
手前の歯とのすきまの部分が、虫歯になっているのが見えます。
このまま放置していると、手前の歯まで虫歯になってしまいます。
レントゲン写真では、あまり虫歯は深くなさそうです。
早めの抜歯を提案し、同意されました。
抜歯後の写真です。
思ったよりも、虫歯が進行している状態でした。
痛みが出る前に抜歯できて良かったかと思います。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.15
おやしらずが、ひどい虫歯
今回は、別の歯の相談で来院された患者さんのケースです。
下のおやしらずがひどい虫歯になっていますが本人には自覚がありません。
痛くなる前に抜いた方がいいですね。
レントゲン写真で確認します。
やはり虫歯が神経近くまで達していて、いつ痛み出してもおかしくない状況です。
患者さんに状況を説明して、早めに抜歯する事になりました。
幸い、すぐに抜く事ができました。
虫歯が進行して痛みが出てしまったら、抜歯もつらい状況になっているところでした。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.14
歯肉がおやしらずを覆っているケース
今回は、下のおやしらずのまわりが腫れて痛むという患者さんのケースです。
おやしらずの奥の歯肉がおやしらずの一部を覆っています。
以前からこのような状態だったのか、腫れてしまってこうなっているのかは、はっきりわかりません。
いずれにしても、痛みがある時の抜歯は禁忌ですので、お薬で症状を抑えるのですが、加えて歯肉に噛み跡のようなものも見えます。
もしかしたら、上のおやしらずが歯肉を噛んでしまっているのかもしれません。
所見ではっきり確認できませんでしたが、患者さんに確認すると、「噛むと余計に痛い」との事でした。
もし、噛んでしまっているとすると、お薬だけでは症状はおさえられません。
患者さんと相談し、下の歯のおやしらずはお薬を飲んで経過観察し、上の歯のおやしらずを抜歯する事になりました。
歯並びを確認すると、簡単に抜歯できそうです。
抜歯は、想定通り簡単に終わりました。
後日、痛みがないのを確認後、問題なく下のおやしらずも抜歯できました。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.13
歯並びからずれて生えてしまった、おやしらず
今回は、歯並びから外れてしまった、親知らずの抜歯のケースです。
元々は、以前に他院で抜歯した手前の歯の部分をブリッジにして欲しいというご相談でした。
ブリッジの欠点は歯を大きく削る他に、歯を連結するために清掃性(歯の周りをきれいにしやすさ)が劣る点があります。
歯の周りが汚れれば、細菌がたまり、歯の寿命も短くなる原因になります。
少しでも清掃性を高めるためには、奥に生えているおやしらずはない方が良い事が多いです。今回も、手前の歯の歯並び(青い線)に比べて
外側にずれて生えていますので、あえて残しておくメリットはないかと思います。
レントゲン写真上からだけでは、歯並びについては問題なさそうに見えます。
特に問題なく抜歯する事ができましたが、想像よりも歯の根っこが太くしっかりしていて驚きました。。。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.12
残根のおやしらずの抜歯
今回は、虫歯になったおやしらずを長期間放置してしまった、患者さんのケースです。
歯の頭が無くなってしまっている(残根といいます)うえに、歯の中身も虫歯が進行してしまっています。
この状態は歯がとてももろくなってしまっていますので、とても抜きづらくなっている可能性が高いです。
抜きづらい=抜歯に時間がかかる=抜歯後に痛みや腫れが出る可能性が上がる
とイメージしてください。
レントゲン写真で確認すると、歯の根はしっかりしていて、骨との境もわかりづらいです。
嫌な予感しかしません。。。
歯を傷つけないように、時間をかけてまわりから少しずつ力をかけて、何とか抜歯しました。
かなり抜歯には時間がかかってしまいましたので、この後、しばらく痛むかもしれません。
いつものお話になりますが、皆さんもこのような状況になる前に、早めの歯科受診をお願いします。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.11
おやしらずのせいで、手前の歯が虫歯!
今回は、おやしらずを早期に抜歯しなかった事が原因で、手前の歯が虫歯になってしまった、患者さんのケースです。
歯と歯の間に物がつまって、虫歯になってしまったと思われ、おやしらずがなければ、虫歯になっていなかった可能性が高いです。
ここまで紹介したおやしらずの症例も、抜かずに放置していたらこのようになっていた可能性があります。
写真でも遠くにしか見えない、歯ブラシも満足に届かない部分です。
自己管理や定期メンテナンスで虫歯を防ぐのは難しいです。
おやしらずがある場合は抜いた方が良い事がほとんどです。
ハンディカメラの映像です。
先に手前の虫歯を治療します。
神経が見えてしまいそうなほど、深い虫歯でした。
虫歯除去後、お薬をつめて経過観察をします。
その後、おやしらずを抜歯しました。
おやしらずも虫歯が進行中で危なかったです。
痛みが出る前に抜歯ができたのは幸いでした。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.10
痛みのある歯は、その場で抜けない
今回は、「おやしらずが痛むので当日抜いてほしい」という主訴で来院された患者さんです。
おやしらずに限らずですが、初めての来院当日での抜歯はお約束できません。
それは、その歯がどのような状態なのかは、来院されて、検査をしてみないとわからないためです。
もしかしたら、抜歯が必要ない歯なのかもしれません。
また、痛む歯の当日の抜歯は禁忌(避けるべき事)です。
それは、歯が痛んでいる時は炎症が大きい時なので、麻酔がことさらに痛い、麻酔が効きづらい、抜歯後に炎症が拡大してさらに痛む事があるなどです。
痛みのある歯をいきなり抜歯するのは、興奮して暴れている人にいきなり飛びかかるようなものです。まずは、少しでもなだめる必要がありますよね。
抜歯の場合は、まずお薬で痛みを少しでも抑えて、次回抜歯というのがセオリーです。
抜歯するのが億劫で、先延ばしにする方がいますが、結局つらい目にあう事になります。
抜歯は計画的にしましょう。
今回の方は、上記の事をご説明の上、了承の上で来院されました。
今回のケースでは、おやしらずがお痛みの原因になってるかは何とも言えない状態でした。
他に原因となる歯も見当たらない、また、歯列からずれて生えているため抜歯をした方が良いケースでしたので、今回の痛みの原因かははっきりしないが、お薬を飲んでいただき後日抜歯して経過観察という事になりました。
抜歯後の歯です。
当日はお痛みもなく、問題なく抜歯が終われました。
今後、他の歯の治療をしながら、経過観察予定です。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.9
歯並びから外れてしまったおやしらずは、トラブルになりやすい
今回は、歯並びから逸れて生えてしまっている上のおやしらずの例です。
現状、大きな虫歯になっているというわけれはありませんが、手前の歯に比べておやしらずが外側に向いてしまっていて、歯ブラシの支障になっているのが確認できます。
また、手前の歯とのすきまに物がつまりやすいという訴えもありましたので、トラブルの原因になる前に抜歯をすることになりました。
レントゲン上でも、特に抜歯するのに問題はなさそうですね。
という事で、簡単に抜歯する事ができました。
しばらくは歯を抜いた部分に物がつまったりしますが、徐々に歯肉が埋まって歯ブラシがしやすくなるのが実感できるかと思います。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.8
歯肉の中でひどい虫歯の、おやしらず
今回は、歯肉の違和感を主訴に来院された方です。
下のおやしらずの頭が虫歯で崩壊してしまっています。
残った歯の頭が少しだけ歯肉に出ている状態でした。
レントゲン写真で確認すると、かなり歯の奥まで進行していると思われます。
こうなると、歯を抜くために力をかけると歯が割れてしまい根っこだけ骨の中に残ってしまうなど、難しい抜歯になってしまう事も想定されます。
今回は幸運にも歯が素直に動いてくれましたので、ほぼ歯の原形を残したまま抜歯する事が出来ました。
こうなる前に、相談に来るようにしてくださいね。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.7
痛みが出る前に、虫歯のおやしらずを抜歯
こちらも、他の歯の治療で来院された患者さんです。
上のおやしらずに虫歯が見つかりました。
他の歯の治療がひと段落したところで、抜歯となりました。
いつものように簡単な抜歯で終わりましたが、もう少し虫歯が進行してしまっていたら、思わぬ難抜歯になってしまったかもしれません。
早めに抜歯を受けていただいて良かったと思います。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.6
歯の頭が少し歯肉に埋もれた、おやしらずの抜歯
他の歯の治療目的で来院された患者さんです。
検診すると、下顎の歯肉の中に半分埋まっている親知らずが見つかりました。
このようなおやしらずは、隣の歯の虫歯や歯周病の原因になるため、抜歯した方が良いです。
レントゲン写真で確認します。
下の歯のおやしらずの抜歯は上の歯のおやしらずの抜歯よりも難しい事が多いですが、写真のようにまっすぐ生えている場合は、上の歯のおやしらず同様、それほど苦労なく抜けることが多いです。
この写真の歯はまっすぐ生えていますが、歯の根っこの境界がわかりません。もしかすると、歯と骨がくっついてしまっているのかもしれません。
患者さんも、時々不快感を感じていたそうで、日にちを決めて抜歯となりました。
レントゲンから予想されたように、一部、歯の根っこと骨がくっついていましたので、多少抜歯に苦労しましたが、10分程度で抜歯する事ができました。
少し、虫歯にもなりかけてますね、悪さをする前に早めに抜歯が出来てよかったかと思います。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.5
大きな虫歯の上のおやしらずの抜歯
こちらは上の奥歯が痛むという訴えで来院された患者さんです。
おやしらずが明らかに大きな虫歯になっています。
こちらももちろん抜歯が必要ですが、お痛みのある状態での抜歯は、炎症が拡大しより症状が大きくなってしまうリスクがるため、避ける必要があります。
この場はお薬を飲んでもらい、後日、改めて抜歯となりました。
こちらも5分程度で抜けました。
が、ここまで虫歯が大きくなってしまいますと、抜歯の最中に歯の頭が砕けて根っこだけが歯ぐきの中に残ってしまい、思わぬ難抜歯になってしまう事があります。
難抜歯で処置の時間が長引けば、抜歯後の痛みや晴れのリスクも上がります。
今回は、すぐに抜けてラッキーだったといえるかもしれません。
皆さんも、お口の中で気になる部分があれば、早めの歯科受診をお願いします。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.4
ひどい虫歯になる前に、上のおやしらずを抜歯
こちらは、上のおやしらずの治療した部分が虫歯になっている方です。
下の歯とも噛んでいませんので、もはや、治療で残しておく理由が見当たりません。
抜歯後の歯の状態です。
こちらも抜歯は5分程度で終わりました。
おそらく虫歯の治療をした方が、時間がかかったでしょう。
前回の虫歯の治療時に抜いてしまった方が良かった気もしますが、いろいろ事情もあったのかもですね(^^;)
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.3
歯ブラシがしずらいおやしらずを、早めに抜歯
こちらも、同じく上のおやしらずの抜歯をおすすめした患者さんです。
レントゲン写真だけ見ると、歯並びも問題なく、虫歯もありませんので、無理して抜かなくてもいいような気もします。
こちらがお口の中の写真です。
めいっぱいお口を開けてもらっても、写真撮影が困難なほど、歯並びの奥に生えています。
これでは歯ブラシが上手くできませんので、将来的に虫歯の原因になってしまいます。
手前の歯の虫歯のリスクも上がってしまいますので、抜歯をおすすめしました。
抜歯は5分程度で終わりました。
抜いた歯を確認すると、表面が少し虫歯になり始めてますね。
この患者さんは下のおやしらずは難しい生え方をしていて、1時間ほどかかって抜歯されたされたらしくあまりの違いに驚かれていました。
このように同じおやしらずの抜歯でも、難易度はケースによって全く違う事をご理解いただければと思います。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.2
伸びてしまったおやしらずの抜歯
こちらも、上のおやしらずの抜歯をおすすめした患者さんです。
歯はない方に動いていきます。
このおやしらずは下のおやしらずがないためにどんどん下に伸びてしまっています。
場合によっては下の歯ぐきを噛んでしまうぐらいまで伸びてしまう方もいますし、下の奥歯に干渉して不定愁訴(よくわからない痛みや違和感)の原因になってしまう場合もありますので、抜いた方がよいおやしらずです。
こちらも、抜歯に要した時間は3分程度です。
患者さんはさっぱりした顔で帰られました(^^)
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.1
歯並びからずれた上の、おやしらずの抜歯
上のおやしらずの抜歯をおすすめした患者さんです。
通常、上のおやしらずは虫歯になった際に抜歯をすすめられる事が多いですが、この方もそんな状態のおやしらずでした。
写真ですとわかりづらいですが、歯並びの列から外れてほっぺた側に向けて生えて、常に頬が歯にかぶっている状態です。
さらに、手前の歯との間に頻繁に物が詰まることもあるそうです。
そのままにしていると、手前の歯にも悪影響を及ぼしてしまいます。
レントゲン写真では、まだ虫歯は大きくなさそうです。
痛みがでたり、歯が大きくかけたりすると抜歯も困難になってしまう事があるため、早めに抜歯する方が楽ですね。
少し歯列からはずれていますが、歯がまっすぐ生えているので、抜くのは簡単な事が多いです。
抜歯後の歯の写真です。
抜歯に要した時間は3分でした。
今回は簡単な抜歯で終わりましたが、虫歯が大きく進行してしまったら、思わぬ大変な抜歯になってしまう事があります。
おやしらずの抜歯も色々です。
おやしらずの抜歯を薦められた際は、ただただイメージから耳をふさいで怖がるのではなく、よく説明を受けてくださいね。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。