マイクロスコープ診療

    1本の歯を丁寧に、じっくりと時間をかけた精密治療

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院のマイクロスコープ診療

    短時間では叶わない、緻密な処置をあなたの歯に

     

    マイクロスコープ診療とは?

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院のマイクロスコープ診療

    マイクロスコープを使った歯科治療とは、高性能の歯科用顕微鏡を用いた治療法です。

    視野を最大20倍まで拡大しながら、肉眼より精密な治療を行います。
    通常の歯科治療では目が行き届かない奥歯や歯周ポケットの細部まで確認できるため、治療の際に発生する可能性がある虫歯や神経、汚染物質の取り残しを防げます。
    マイクロスコープの導入によって、歯科治療全般のレベルアップが可能です。

    治療方法 見える範囲 治療精度 治療時間
    肉眼での治療

    限定的

    低い(マイクロに比べて)

    短い

    マイクロスコープを使用

    拡大された歯の内部全体

    高い

    長い

     

    マイクロスコープ診療の具体的なメリット

    精密な治療が可能

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院のマイクロスコープ診療

    人間の肉眼での二点識別域は0.2mmが限界と言われています。
    従来の肉眼での歯科治療は、歯科医師の経験と勘にたよった部分もありましたが、マイクロスコープを使用する事によって治療部分を4~24倍に拡大し、明るくはっきりと見ながら治療することができるようになります。
    これにより、肉眼より格段に正確・精密な治療が可能となり、治療のレベルが格段に向上します。

     

    肉眼では発見不可能な不良個所が見つかる

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院のマイクロスコープ診療

    肉眼とマイクロスコープでは、見えているものはまるで別世界です。
    例えば、「歯のしみ」の原因になる細かい歯の亀裂など、肉眼では確認できないような部分をマイクロスコープを楽に確認することができるため、破折線がはっきりと識別できます。
    「見える」か「見えない」かで、診断が変わり、治療そのものが変わります。

     

    治療後の仕上がりが自然で美しい

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院のマイクロスコープ診療

    肉眼の4~24倍まで患部を拡大し治療が行う事で、つめものやさし歯をつくる際も、患者さんの歯の状態にぴったりと合ったもの製作することが可能です。
    このぴったり合ったつめものやさし歯、というのはとても重要で、周囲の歯との間に余計なすき間が生まれず、その結果、虫歯や歯周病になりにくいという健康上の大きなメリットがあります。

     

    「ご自身が受けた治療」を視覚的に理解できる

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院のマイクロスコープ診療

    ご自身が受けた歯科治療を、実際に見た事がありますか?
    ほとんどの方はないと思います。
    マイクロスコープでは、治療部位を拡大し、モニターで映し、録画しながら治療を受けることができます。
    治療後にあなた自身がどこに問題があり、どのように治療が進んだのかを視覚的に理解しながら説明を受ける事ができます。
    自分の状態を正確に把握することで、治療に対する不安を減らし、モチベーションアップにもなると思います。
    これが、マイクロスコープを使った診療の最大のメリットかもしれません。

     

    マイクロスコープ診療の欠点

    操作に高度な技術が必要
    顕微鏡を介して、直視せずに治療を行う感覚の慣れが必要です。
    また。拡大した分視野が狭くなり、慣れるまでに手元とのズレが起きやすいため、導入しても「すぐ使いこなせる」わけではなく、治療に応用するまで、トレーニングが必要です。

    治療時間がかかる
    マイクロスコープ治療を使った治療では、治療の精密度が上がるが、細かい作業が要求され、また動画を使った治療後の説明をするため、1回あたりの治療時間が長くなります。
    治療の精度よりも、とにかく治療を早く終わらせてほしいという方には向いていません。

     

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院のマイクロスコープ診療

    マイクロスコープは精密に治療できる反面、治療に応用するまでにトレーニングが必須で、診療に活用するのに時間と手間暇がとにかくかかってしまう、というのが最大の弱点と言えます。
    日本でのマイクロスコープの普及率は5~10%と言われており、診療で活用している実態としては2-3%程度と思われます。
    マイクロスコープを導入しているクリニックでも、保険診療で得られる診療報酬では、マイクロスコープ診療にかかるコストを賄えず、保険外診療の際にのみ使用している事が多いのが、診療で活用している実態が少ない大きな理由です。

     

    マイクロスコープ診療の費用とは?

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院のマイクロスコープ診療

    前述のとおり、マイクロスコープを使った診療は、時間と手間暇がかかるため、導入されている多くのクリニックでは、保険外診療の際に使用される事が多いです。

    当院では、できるだけ多くの方がマイクロスコープを使った診療を受けられるように、通常の保険診療費に加えて、

    60分10,000円、(延長30分につき5,000円)

    の予約料をお支払いいただく事により、赤字が出ない範囲まで負担金を下げる体制を整えております。

    治療例
    保険診療での治療費の負担額が1,500円、1時間の治療だったとして(マイクロスコープでの治療は1時間からとさせていただいております)、
    虫歯治療費 1,500円 + 予約料 10,000円 =11,500円

     

    保険診療での虫歯治療との違い

    保険診療で行う虫歯治療と治療内容は何が違うのでしょうか。
    「マイクロスコープ診療に比べて、保険診療で行う虫歯治療の内容が大きく劣る」という事ではありません。
    保険診療は、一言で言うとコスパ重視の治療です。
    圧倒的に安い治療費で、一定のクオリティの治療が受けられますが、治療後に詳しい説明をする時間などは考慮されていませんので、限られた時間でサッと治療を終わらせる治療スタイルにしなければ、クリニックは存続する事ができません。

    「治療自体は問題ないと思うけど、何をされたのかよくわからなかった」
    「治療が終わった後、もっと詳しい説明を聞きたかった」
    「常に前の患者さんや、次の患者さんの入れ替わりで、なんだかあわただしく治療が終わってしまった」

    程度の差はあると思いますが、皆さんも大なり小なりこんな事を思った経験があるかと思いますが、 その先生やクリニックよりも、保険診療の構造上の問題が大きいです。

    お寿司屋さんで例えると
    保険診療=時間制限のある、立ち食い寿司でしょうか。

    お寿司を食べるだけに特化した目的なら、それでいいかもしれませんね。
    ただし、そのお店で食後にゆっくりくつろいだり、大事な人と会話を楽しんだりする事はできません。

    マイクロスコープ診療は、

    時間に余裕をもってより精密に診療を受けたい方

    治療後のご自身の治療の経過をしっかり聞きたい方


    におすすめの治療法です。
    大事な日に大事な人と、ゆっくり座って食べる、お寿司屋さんをイメージしていただければと思います。
    もちろん、お寿司のネタも違いますが。

     

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