できる限り、ご自身の歯を残す治療

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院の歯を残す治療

    高円寺PAL歯科医院では

    「可能な限り歯を削らず、虫歯を取り残さない」

    「患者さんに理解してもらうこと」

    「虫歯の再発リスクを抑える」

     

    を重視した虫歯治療を提供しています

     

     

    「可能な限り歯を削らず、虫歯を取り残さない」治療

    「マイクロスコープ」診療

    1本の歯を丁寧に、じっくりと時間をかけた精密治療

    マイクロスコープを使った歯科治療とは、高性能の歯科用顕微鏡を用いた治療法です。
    視野を最大20倍まで拡大しながら、肉眼より精密な治療を行います。

    通常の歯科治療では目が行き届かない奥歯や歯周ポケットの細部まで確認できるため、治療の際に発生する可能性がある虫歯や神経、汚染物質の取り残しを防げます。
    マイクロスコープの導入によって、歯科治療全般のレベルアップが可能です。

    「マイクロスコープ」診療

     

     

    「拡大鏡」を標準使用

    視野を拡大する事で、精密な治療を可能とする「拡大鏡」を使用

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    歯を削る量を最小限に抑えるには、治療部分がしっかりと見える必要があります。
    従来は「肉眼」で見える範囲での治療でしたが、当院では「拡大鏡」というものを利用し、肉眼よりも数倍拡大された視野で治療を行っています。

    医療ドラマで医師が手術中にかける場面を目にしたことがあるのではないでしょうか?
    「拡大鏡」を使用する事で、視野を拡大し短時間でより精密な治療が可能になります。
    画像は肉眼での視野と、拡大鏡の視野の比較となります。どちらの方が精密な治療ができるかは一目瞭然です。

     

    虫歯の部分だけを削るドリル

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    虫歯は「バー」と言われるドリルで削るのですが、それにも色々な種類があり、場面に応じて使い分ける事でより精密な治療が可能になります。

    タービンという、皆さんが大嫌いな「キーン」と音がするドリルが有名ですが、この写真のドリルはそれよりも低速回転の種類のもので、健全な歯を削ることなく虫歯に感染して柔らかくなった歯の部分だけを優しく削ってくれます(ちょっと頭に振動が響きますのでご辛抱を)。
    深い部分の虫歯の治療の際に一手間かける事で、歯を削る量を最小限にとどめています。

     

    虫歯を取り残さないための「う蝕検知液」

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    虫歯を取り残してしまう原因は何でしょうか?
    それは虫歯が一目見ただけではわからないからです。
    黒くても削らなくていい場合もあります。黒くなくても削らなければいけない場合もあります。

    う蝕検知液とは、虫歯の部分のみを赤く染める薬剤です。

    写真は、虫歯治療をしている途中の写真です。どこに虫歯があるかわかりますか?
    赤く染まった部分が虫歯です。
    そして、虫歯を取り切った写真を見るとかなり大きな虫歯であった事がわかります。

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    虫歯治療を行う上で一番大切な事は、虫歯に感染した部分をしっかり除去することですが、まずは虫歯の硬さを頼りに、軟らかくなった部分を削っていきます。
    「虫歯の部分だけを削るドリル」を使用すれば、それだけでほぼ虫歯は取り除けますが、感染部位を完全に除去できたかわかりづらい時もあります。

    このう蝕検知液を併用することで、虫歯を取り残すことなく虫歯治療ができます。
    う蝕検知液で細かくチェックする事で、虫歯治療の精度があがります。

     

    深い虫歯は、手の感触で最終チェック

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    神経に近い深い虫歯の場合、ほんの少し削る量が増えただけで、神経に達してしまい、その後の歯の運命が変わってしまう場合があります。
    う蝕検知液で染まらなくなった後も、スプーンエキスカという耳かきのようなものを使用して手の感触で虫歯に感染した部分の取り残しがないか慎重に見極めて治療しています。

     

    「患者さんに理解してもらう」治療

    一眼レフカメラと、大画面モニターを使った治療説明

    歯の治療って、どこをどんなふうに治療したのか、自分では見えないですよね。
    私が患者さんの立場だったら、「どんな風に治療されているのかな」と思いますし、治療を理解する事で、治療脱落防止やメンテナンスを受けるモチベーションにつながりますので、以前から治療の画像を患者さんにお見せして説明する事はしていました。

    でも、暗いお口の中の治療の状況を鮮明に撮影してお見せする事は、結構大変で、一般に使われてる歯科用の口腔内撮影用小型カメラは、手軽に撮影できる反面、ぼやっとした荒い画像にしかならず、細かい虫歯の状況などを伝わりづらいのが悩みでした。

    色々試行錯誤した結果、多少の手間とデメリットはありますが、一眼レフカメラを使って治療経過撮影をし、治療前後の説明に使っています。
    また、以前は一般的ではなかった40インチの大型モニターも、最近は手に入りやすくなりましたので、導入しています。
    口腔内カメラで撮った写真を24インチ程度の大きさのモニターで見るのと、一眼レフカメラで撮影した写真を40インチのモニターで見るのでは、患者さんの伝わる情報量が違います。
    導入前よりも、患者さんがご自身の虫歯の状況を見て驚きの声を聞く事が多くなりました。

    「虫歯を削ってつめる」言葉にすると簡単ですが、実際には終了まで様々な過程があります。
    患者さんは寝ている状態で、お口の中で何が起こっているのかはわかりません。
    歯科治療を受けるのは楽しい時間ではないですし、治療後にお痛みが出る事もあります。
    ですが、治療の過程を目で触れることで「治療に対する理解度が増し、不安感が薄れ、ご自身の歯への関心度も上がり、それは、全身の健康意識の向上にもつながる」と、私たちは考えています。

    従来の口腔内カメラを使った簡易的な写真
    手軽に撮影できることは大きなメリットだが、画像が荒く、細かい部分の差異が伝わりづらい

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    一眼レフカメラを使った口腔内撮影システム
    大画面モニターで映しても、細かい虫歯の部分までくっきり写るクオリティ

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    一眼レフカメラを使って、可能になった事

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    写真の解像度が上がったおかげで、大画面でのモニターで細部を拡大して映す事ができるようになり、より詳細に治療の状況をご説明できるようになりました。
    患者さんに説明中に、隣の歯の虫歯が見つかる事も。

    また、診療時の説明だけではなく、患者さんに治療経過を印刷して、お渡しする事もできるようになり、患者さんからも好評です(治療経過を編集・印刷してお渡しについては、かなりの時間と労力がかかるため、保険外診療をご希望されている患者さんに限定させていただいています)。 一ヶ月に撮影し.、クラウドサービスに保存している写真の枚数は、少ない月で約1500枚ほどです。

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    一眼レフカメラを使った治療説明のデメリット

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    高解像度な画像で、治療のレベルアップや患者さんの理解を深めるのに、大変有益な一眼レフカメラを使った治療経過の撮影ですが、いくつかデメリットがあります。
    多くのクリニックで日常的に行われないのは、こういった理由からだと思われます。

     

    1つは「トレーニングと手間がかかる事」です。

    お口の中をスピーディーに精密に撮影するためには、ある程度のカメラとその周辺の知識とトレーニングが必要です。
    慣れてしまえば、そこまで難しくはないのですが、スタッフの中には習得前に脱落してしまう人もいます。
    また、治療経過を撮影するためには、その度に治療の手を止める必要があります。
    それなりの重さのある一眼レフカメラセットに手を伸ばしてお口の中を撮影するには、カメラの知識をトレーニングをしても、体感で1分程度、余計に時間がかかります。
    治療中に何度も撮影しますので、全体で5分程度、治療中に手を止める計算です。
    歯科治療で5分、時間を縮めるのは結構大変です。
    より、治療をスピーディーに効率よく進める必要があります。

     

    もう1つのデメリットは「患者さんが眩しい」事です。

    暗いお口の中を鮮明な画像で撮影するためには、「リングフラッシュ」という特殊なストロボが必須になります。
    ためしに、スマホのカメラでお口の中を撮影してみてください。
    高性能な最新のスマホカメラでも、上の写真のような鮮明な写真にはならないと思います。
    それは、「光量」が足りないのが大きな原因です。
    リングストロボで強力にお口の中を照らす事で、初めて鮮明な写真が撮影できます。
    しかし、間近でフラッシュを使って撮影するため、患者さんにタオルをかけていても、隙間から光が漏れて少し眩しいので、我慢してもらう必要があります。

    上記のようなデメリットはありますが、それを超える大きなメリット・価値があると判断し、現在では、虫歯治療を行う方にはほぼ全員、一眼レフカメラを使った撮影と治療説明を行っています。
    逆にそういった治療の進め方に「メリットを感じない、ただただ煩わしい」と感じる方は、人の価値観はそれぞれ、押しつけるつもりはありませんが、当院でわざわざ治療を受ける理由もないかな、と思っています。
    「カレーだったら何でもいいからすぐ食べたい」という人は、こだわりカレーが売りのお店よりも、駅前の富士そばに入る方が幸せになれると思いますので。

    お口の中の写真撮影の話 (ブログ)

     

    「虫歯の再発リスクを抑える」治療

    「虫歯は治療したら、もう心配ない!」と思っていませんか?

    虫歯菌はどんな隙間にも入り込んで虫歯を引き起こします。
    残念ながら、虫歯治療してつめものやさし歯が入っている歯も虫歯になります(2次う蝕)し、むしろなりやすい場所です。

    虫歯の再発を完全に防ぐことはできませんが、精密な虫歯治療をする事で、大きく再発率を下げる事ができます。

     

    歯に優しくくっつくセラミック素材を使用した治療

    高円寺駅南口徒歩2分の歯医者、高円寺PAL歯科医院の歯を残す治療

    セラミック治療を見た目がよい(白い)だけの治療と思っていませんか?
    保険治療で使われている銀歯は金属なので経年劣化で腐食し、歯とつめ物・さし歯の間に隙間ができてしまい、そこから虫歯の再発へと繋がってしまうことが多々あります。

    当院では虫歯の再発を少なくするセラミックを使用した治療をご提案しています。
    セラミックは銀歯よりも歯にぴったりとくっつくため、虫歯が再発しにくいです。
    また、銀歯でおこりがちな「虫歯を治したはずなのに、歯がしみる」といった症状や、アレルギー症状のリスクもずっと低い身体に優しい材料です。
    セラミック治療は確かに高額ですが、身体に優しく長い目で見ると実はコストパフォーマンスの良い治療法です。

    その証拠に、我々歯科医師も時には虫歯になった時。多くの先生は銀歯ではなく、セラミック治療を選びます。
    お口を開けた時、銀歯で治療している先生がいたら、他の先生から少し不審に思われるかもしれません。

     

    精密な型取りで模型づくり

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    お口の中にはいる歯の素材だけこだわっていても、実は片手落ちです。 
    虫歯を除去した歯は、お口の中の「型」を取り、それを元にお口の中を再現した「石こう模型」を作ってつめものやさし歯を作ります。

    その型取りをする際に使用する材料は主に2つあります。
    アルジネート印象材とシリコン印象材です。

    アルジネート印象材は、一般的にどの歯科医院でも昔から使用されているピンクの冷たい材料です。コストパフォーマンスに優れ、実用上は問題がありませんが、 アルジネートは変形しやすい欠点があり、短時間で形が変わり始めるため、精密性に劣ります。

    一方、シリコン印象材はゴムでできており、型取り後ほとんど変形しないため、長期間歯の形をそのまま保存してくれるとても優れた材料です。
    ですが、アルジネート印象材に比べてかなり高価ですので(材料費は10倍以上します)、保険治療では使用することができません。
    セラミック治療の際は、シリコン印象材を使用し、より精密な治療を行う事ができます。

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