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歯周病が原因で、抜歯

歯周病は、歯を失う原因の第一位

こんにちは、高円寺PAL歯科医院の新井です。

「最近、歯がグラグラしてきた気がする…」
「歯ぐきが腫れて、うまく噛めない」
「鏡を見ると、歯が長く見えるようになってきた」

このような症状を感じた場合、それは歯周病(ししゅうびょう)がかなり進行している可能性が高いです。

歯周病の恐ろしいところは、自覚症状が少ないため、気づかないうちに大きく進行してしまうことです。

高円寺PAL歯科医院の歯周病の治療のページ
https://kp-dental.com/perio

なぜ、歯周病が原因で「抜歯」になるのか

歯周病で抜歯が必要になる一番の理由は、歯を支える骨が壊れてしまうことです。

家に例えるなら、「歯」が家、「骨や歯ぐき」が地面、基礎部分です。
どれだけ家(歯)自体がきれいでも、地面そのものが崩れてしまえば、家は崩れてしまいます。

歯周病が進行すると、

  • 歯を支える骨(歯槽骨)が大きく失われる

  • 歯ぐきが下がって根が露出する

  • 歯が大きく動揺し、食事に支障をきたす

 

こうした状態では、「残しても機能しない」「周囲の歯に悪影響を与える」などの理由から、抜歯を選ばざるを得ない場合が出てきます。

なぜ、歯周病が原因で「抜歯」になるのか

歯周病で抜歯が必要になる一番の理由は、歯を支える骨が壊れてしまうことです。

家に例えるなら、「歯」が家、「骨や歯ぐき」が地面、基礎部分です。
どれだけ家(歯)自体がきれいでも、地面そのものが崩れてしまえば、家は崩れてしまいます。

歯周病が進行すると、

  • 歯を支える骨(歯槽骨)が大きく失われる

  • 歯ぐきが下がって根が露出する

  • 歯が大きく動揺し、食事に支障をきたす

 

こうした状態では、「残しても機能しない」「周囲の歯に悪影響を与える」などの理由から、抜歯を選ばざるを得ない場合が出てきます。

歯周病が原因で抜歯になるサインとは?


1. 歯が大きくグラグラと動くようになっている
これは最も明らかで深刻な症状です。
歯は健康な状態であれば、指で押してもほとんど動きません。
しかし、歯周病が進行して歯を支えている骨(歯槽骨)が半分以上溶けてしまうと、歯はぐらつきやすくなり、最終的には自然に抜けてしまうこともあります。
指で押して、明確に動くようであれば、かなり危険なサインといえるでしょう。

【ポイント】
軽度の動揺 → 治療で改善可能
中〜重度の動揺(縦に動く/自分で歯を揺らせる)→ 抜歯の検討が必要な場合も

2. 歯ぐきから膿(うみ)が出る/口の中が苦い
歯周病が悪化していると、歯ぐきの内部に膿がたまり、それが歯と歯ぐきのすき間から出てきます。
このような場合、深部まで炎症が進行しており、周囲の組織や骨にまで影響を及ぼしている可能性が高く、抜歯が必要になる事も多いです。

3. 歯ぐきが大きく腫れる/何度も腫れを繰り返す
一時的な腫れではなく、数週間〜数ヶ月の間に何度も歯ぐきが腫れる場合は、慢性的な炎症が進行しているサイン。

  • 腫れと引きを繰り返す

  • 強く噛むと痛む

  • 熱をもってズキズキする

こうした症状がある場合、歯の根の先まで感染が広がっていたり、歯槽骨が大きく吸収されていることが多いです。
治療をしても改善が難しい場合は、抜歯の判断がされることもあります。

 

4. 歯が「長く」なったように見える(歯ぐきが下がる)
鏡を見て、「最近、歯が長く見える」と感じたら、歯肉が大きく下がっています。
これも歯周病は進行した症状のひとつです。

  • 歯の根が露出している

  • 冷たいものがしみる(知覚過敏)

  • 歯ぐきのラインが不ぞろい

この段階では、すでに歯槽骨も後退しており、歯を支える力が弱くなっていることが多く、放置すれば抜歯につながる危険があります。

5. 噛むと強い痛みがある/物が噛めない
歯周病で抜歯に近づいていると、咀嚼時の圧力に耐えられなくなり、「噛むと痛い」「力が入らない」という症状が出てきます。

  • 食べ物を噛んだときに違和感や痛みを感じる

  • 噛むのが怖くて片側だけで咀嚼している

  • 歯に物が挟まりやすくなった

これらは、歯の動揺・炎症・噛み合わせの不調和が複合的に関わっており、歯を残すのが困難な状況である可能性があります。

 

実際の治療例

Case.2
大量の縁下歯石が、抜歯の原因に

歯周病が原因で、抜歯2-1

「奥歯で物を噛むと痛い」という患者さんのケースです。

検査をすると、上の一番奥の歯がグラグラです。

歯周病が原因で、抜歯2-2

レントゲン写真で確認します。

赤いラインが、歯の周りの歯槽骨が部分です。
歯を支える骨がほとんどなく、歯肉の中に埋まっているだけの状態になっています。

残念ながら、この状態では治療で回復する事ができません。
また、無理に残していても、手前の歯の歯周病を進行させる原因になっていまいます。

患者さんに状況をご説明し、抜歯をすることになりました。

歯周病が原因で、抜歯2-3

こちらが抜歯した歯になります。

今回の歯周病が進行した主な原因は、この歯の根にこびりついた縁下歯石です。
歯の根の先の除去不可能な部分まで、びっしりこびりついていました。
これだけ多くの歯石がたまるには、かなりの期間がかかります。
虫歯と違い、歯周病は進行しても自覚症状に乏しく、治療期間も長くなる事が多いため、手遅れの状態になってから来院される方も多いです。

また、お口の中の歯周病菌は、糖尿病や心疾患などの全身疾患を悪化させる原因にもなります。

「早期発見・早期治療・治療後のメンテナンス」が最善の歯周病治療です。

ここまでこのブログを読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
https://kp-dental.com/Reservation

今後ともよろしくお願いします。

Case.1
歯が揺れて痛むケース

歯周病が原因で、抜歯1-1

「一番奥の歯が揺れて痛む」という訴えで来院された患者さんのケースです。

歯肉に腫れなどはみられませんが、ピンセットで歯を揺らすとかなりグラグラしています。
歯肉の溝(歯周ポケット)も、かなり深くなっています。

歯周病が原因で、抜歯1-2

レントゲン写真で状況を確認します。

赤い線が歯周病で骨が失われたラインです。
歯の周囲全体の骨が大きく失われているのがわかります。
つまり、歯をささえる周囲の骨がほとんどなく、歯肉の中に埋まっているだけ、といった状況です。

これでは、噛むたびに痛くても仕方ありませんし、また、治療で骨が回復するのも見込めません。
それどこか、手前の歯にも歯周病が進行してしまうかもしれません。

残念ながら、抜歯が必要な旨をご説明し、行う事になりました。

歯周病が原因で、抜歯1-3

周囲の骨が失われてグラグラの歯ですから、抜歯はあっという間に終わりました。

さて、進行した歯周病を残すのか、抜歯をするのかはいつも我々を悩ませる問題です。
痛みがなければ、今回のようにギリギリまで様子を見るという選択を取る先生や希望をされる患者さんもいらっしゃいます。
しかし、抜歯した部分に人工の歯を植えるインプラント治療などを希望された際、周囲の骨が大きく失われた状態ですと、治療が困難、もしくは不可能になってしまう事もあります。
回復不能な状況の場合、早期に抜歯をした方が良い選択肢の場合もある事をご理解いただければと思います。

 

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