こんにちは、高円寺PAL歯科医院の新井です。
TVなどでもよく耳にする知覚過敏とはどういったものでしょうか?
虫歯ではないけれど、歯の神経が過敏になり、冷たいもの(場合によっては熱い物)がしみる症状の事をいいます。
原因は様々ですが、症状によっては、歯の神経を除去する処置が必要になる事すらあります。
Case.3
「歯の側面が虫歯になってしみる」という訴えで来院された患者さんです。
これは、くさび状欠損といって、歯ブラシ圧の強すぎや歯ぎしりなどが原因で歯の側面が摩耗した状態の部分が若干の虫歯になった状態です。
くさび状欠損は、知覚過敏の原因になる事が多いですが、症状がなければ経過観察にする事も多いです。
今回は、表面が虫歯になっている事と、しみるという症状があるため、治療をする事になりました。
麻酔をして、虫歯の部分を除去します。
幸い、表面上の虫歯でしたので、歯の削除量は少なく済みました。
削った部分にレジンを充填して終わりです。
これでしみる症状は改善されると思いますが、麻酔をしているので、確認は次回来院時になります。
こちらのブログを最後まで読んでいただいた、歯の治療に関心の高いあなたのご来院、お待ちしています。
今後ともよろしくお願いします。
Case.2
こちらも、虫歯がとてもしみるという事で来院された患者さんです。
おそらく、以前にもレジンをつめていて、何かの拍子に外れてしまったと思われます。
虫歯ではないとご説明したら安心していました。
通法通り、上からレジンをつめておしまいです。
今回は、かなりしみるという事で、麻酔をしての処置となりました。
症状の改善については、次回に聞かせていただくことになります。
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今後ともよろしくお願いします。
Case.1
時々、下の奥歯がしみるという症状で、久しぶりに来院された患者さんです。
風を当てる機械でしみる場所を探ってみると、歯の付け根あたりでとても反応がありました。
典型的な知覚過敏といっていいでしょう。
先ほどの画像ではよくわかりづらかったですが、しみる部分を上から見てみると、少し凹んでるのがわかりますでしょうか。
これは、過度な歯ブラシや歯ぎしりなどが原因で歯の側面が摩耗している状態です。
何も感じない方も多く、その場合はあえて何もしない事も多いのですが、今回のように、大きな知覚過敏症状が出てしまう事もあります。
今回のように目に見えて凹んでる部分が見られる場合は、対処が簡単な事が多いです。
こちらの写真でもわかりづらいですが、摩耗した部分に、レジンを少し盛ってあげる。
これだけで、劇的に症状が治まる事がほとんどです。
今回も、症状は劇的に緩和されました。
ただし、過度な歯ブラシや歯ぎしりが続く場合、レジンも短期間で外れてしまう事も多いですので、歯ブラシの仕方を変えたり、歯ぎしり防止のマウスピースを作るなどの対処も一緒に考える必要があります。
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